先週の金曜日から絵画展に向けて絵を描き始めました。6年生は「思い出の東部小学校」というテーマで、学校の中で一番思い出に残っている場所を描くことにしました。
6年生なので、遠近感を出して写実的な絵を描くことも重要ですが、何よりも一番大切なのは「ここを描きたい!」「こんな思い出があった!」という子供たちの気持ちが絵に表れることだと思います。みんなが写真のような絵を描けるようになってほしいのではなく、絵を見た人に、自分の思いや気持ちが伝わるような絵を描いてほしいと思います。
もちろん、遠近感を出すためのコツやポイント、写実的な絵の描き方については指導しますが、図画工作科の学習は、単に上手い下手だけではありません。写真のような美しい絵もすてきですが、子供らしい発想や描いた本人の思いや気持ちが感じられるような作品もすてきです。みんなには、ぜひ自分だけの思い出の絵を描いてほしいと思います。